京都ぐらしの心学者ブログ Blog

本日、通勤途中にある八坂神社に寄ったところ、工事が行われている様子が目に入りました。

掲げられている立看板を読んでみると、本殿東参道の改修工事を行っているとのことで、工事は9月末日まで続くようです。

この工事の結果、暫くの間、大神宮社、悪王子社、美御前社への参拝ができなくなるので、本殿を通して遙拝してもらいたいとのことでした。

 

 

 

富永仲基著『樂律考 全』影印關西大學圖書煢狭史棔砲鮠ι憤賤にアップいたしました。

東洋史学者の内藤湖南が高く評価するように、富永仲基は日本が世界に誇る天才学者でしたが、『出定後語』『翁の文』の二著の他に刊行が予定されていた著作がありました。

それが『樂律考』で、初めての伝記である『富永仲基』(創元社、1940年)〈創元選書〉の著書、石濱純太郎が富永仲基の後裔が伝承していた漢文の稿本を発見し、関西大学図書館に寄贈したのでした。

しかし、横田庄一郎編著、印藤和寛訳・解題『富永仲基の「楽律考」 儒教と音楽について』(朔北社、2006年)の219頁で解説されているように、現在原本は所在不明であり、この影印本が『樂律考』を研究するにあたっての根本資料となっています。

この影印本は本来非売品であり、研究者にとって入手困難な資料でしたが、関西大学東西学術研究所様及び関西大学図書館様の御厚意ご厚意により、このたび弊社より電子書籍化して販売することをお認めいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

いずれ富永仲基は日本思想史における最重要人物の一人として、世界各地で研究が進められることになると思いますが、その際、この電子書籍がその一助となることを願っております。

 

大阪商工会議所のサービス産業部会の分科会の一つ、経営理念分科会が主催する講演会が本日開催されましたので参加いたしました。
演題は「経営に活きる、「石門心学」の教え−失われた平成から、甦る令和へ−」というもので、講師は駿河台大学名誉教授の水尾順一氏でした。

大阪商工会議所の6階にある白鳳の間で、14時から約1時間講演が行われましたが、企業の不祥事とそこからの再生といった内容が豊富な実例に基づいて語られ、企業経営者の一人としていろいろと参考になるものでした。

ただ、思想史的な考証については少し甘く、講師の水尾氏は石門心学の思想が貝原益軒に影響を与えたと解説されていたのですが、貝原益軒が亡くなったのは1714年(正徳4年)、石田梅岩の最初の著書である『都鄙問答』が刊行されたのが1739年(元文4年)であるので、この影響関係はあり得ないことだと思われます。

 

 

 

 

 

建物が竣工されてもなかなか開業されなかった白川橋のほとりにあるホテルですが、やっと営業が始まったようです。

ライトアップされたホテルが白川を照らし出し、風情のある風景を演出していました。

 

 

ロームシアターにあるスターバックスへお茶しに行った帰り、岡崎公園内に多数の天体望遠鏡が並んでいるのに気がつきました。

一体何事かと思って立ち寄ってみたところ、それは「花山天文台90周年記念土星大観望会」という、京都大学の花山天文台が3日(土)から4日(日)にかけて主催しているイベントでした。

その内容は、岡崎公園に設置されている望遠鏡を使って自分の目で土星や木星を見てもらうというもので、せっかくの機会なので参加協力費(資料代)一人500円を支払って午後6時半から8時ぐらいまでそこに用意されていた様々な種類の天体望遠鏡を見て回った次第です。

幸いその夜は雲がほとんどない空で、クレーターがはっきりと見える月や衛星を伴った木星、またリングのある土星を天体望遠鏡を通して肉眼で見ることができました。

プラネタリウムで土星や木星を見たことはありますが、自分の目で実物を見るのは初めてでしたので、大変良い経験となりました。